CFA資格取得のきっかけ
取得前、日本証券アナリスト資格は取得していましたが、CFAを知って金融の世界で最高峰の資格に挑戦してみようと思いました。
CFA資格取得後、変わったこと 地域金融機関のポートフィリオ分析をより高度に
現在、SMBC日興証券(株)で主に地域金融機関や事業法人向けに提供しているNBA(Nikko Bond Analysis)というポートフォリオ管理システムに関わっております。金融機関の収益管理やリスク管理については高度なファイナンスの知識が要求されるため、CFA取得の過程で得た知識が大いに役立っています。特にポートフォリオマネジメント、リスクマネジメント、債券、会計、統計学は、現在の業務に必須の知識であり、CFAで学んだことを活用して地域金融機関のポートフォリオ分析をより高度にできるようになったと実感しております。今はCFA有資格者として、若い方々にCFAにチャレンジしたいと思わせるような模範的な存在になることを心がけています。
取得前からCFA協会での活動に参加
協会が主催するセミナーに参加し、ジャパン・インベストメント・カンファレンス(JIC)のイベントの手伝いをしております。資格取得前、協会が毎年1月頃に受験者向けに実施しているスタディグループのキックオフミーティングに参加して出来たグループで集まり、毎週日曜日に6月のCFA試験に向けて勉強しておりました。メンバーは同じ金融業界とは言え、銀行、運用会社など専門の分野も様々でした。CFAの試験範囲は非常に幅広いのですが、メンバーがそれぞれの専門分野のことを教えてくれたことが大きな助けになりました。今でもそうした社外のメンバーとの交流は、視野を広げ、モチベーションを高めてくれたりと、とても良い刺激になっています。今後は、学生向けに開催されるリサーチチャレンジなどの活動により主体的に参加していく予定です。
CFA資格取得の魅力
キャリアアップに繋がる面は大きいかと思いますが、知識の広がりと人脈の広がりこそが最大の魅力だと思います。仕事をしながらのCFA取得は大変な努力が必要ですが、それを補って余りある魅力を感じます。
● ジャパン・インベストメント・カンファレンス(JIC)とは
フルデイのカンファレンスのプログラム企画、運営業務など。
● 受験者対策セミナーとは
受験者を各科目のセミナー開催するなど受験者をサポート。
キックオフでは合格体験談などをボランティアに語って頂くなど、受験者をアドバイス。